105 :さいたま地下プロレス:2007/07/08(日) 16:08:40
本日の対戦
 マイティ祐希子  vs  サンダー龍子
      2.0倍            2.5倍


ラバー製のアイマスクをつけ、後ろ手に手錠を嵌められたまま
鎖につながれた首輪を引かれて花道を入場する祐希子。
祐希子がリングに上がり、拘束具を外されると、
続けて、WARSの興行の最終戦で聞きなれた入場曲が流れはじめる。
会場中のスポットライトを一身に集め、入場する選手…。
……反逆の女神、サンダー龍子。
威風堂々と、リングにいる祐希子だけを見つめて歩を進める龍子。
”炎の戦士・マイティ祐希子、そして反逆の女神・サンダー龍子の入場です!
 ルールの確認をいたします。戦闘不能もしくは意識の喪失により決着とします。
 凶器攻撃、反則いずれも無制限、3カウント、ギブアップ、ロープブレイクは無効です。
 それでは試合開始です。”

試合は祐希子が主導権を握っていた。
スピードで龍子を翻弄し、宙を舞い、手数で龍子を攻めて主導権を掴む祐希子、
手数では劣るものの、破壊力のあるパワーで祐希子の攻め手を潰し、致命傷を避ける龍子……。
祐希子のドロップキック!そしてフェイスクラッシャー、さらに龍子の立ち上がり際に重ねてミサイルキックっ!!
しかしそれは龍子が避け、祐希子がリングに叩き付けられるっ!
リングに落下した祐希子の髪に手を伸ばして引き起こす龍子。
しかし祐希子の背後にまわってその手を離した瞬間、カンガルーキックで龍子の顔面を蹴り飛ばすっ!
すぐさま立ち上がり、ソバット、そしてロープに走ってフライングニールキックで龍子をロープ際まで弾き飛ばす。
祐希子の空中殺法が冴え渡り、祐希子がロープに走ったかと思うと、
その反動を利用した強烈なドロップキックで、今度は龍子を場外に弾き飛ばす!
祐希子の猛攻はまだ止まらない。場外でなんとか立ち上がった龍子めがけて宇宙人プランチャー!
祐希子のこの技を食らって立ち上がった人間はそうはいない。
ここまで主導権を握られながらも、祐希子の攻撃を受けきるタフさと驚異的なスタミナで
ここまで試合を保ってきた龍子だったが、もはやこれまで。
「ぐあぁあっ!! ああがああぁああぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁっ!!!」
断末魔のような声が響く会場。



「がはぁあっ!!うがぁっ…!! げぐうぅ…。 おうげええぇぇ…。」
マットが敷かれただけの場外の床に這いつくばるマイティ祐希子。
そしてそれを見下ろす私。 みんな何を驚いている…。
以前も同じことをやった記憶がある……場外に落ちた私に向かってプランチャーを放つ祐希子。
それをラリアットで返した。ただそれだけだ。
あの時も、まわりには《女にはできない》《強引な返し技》《ありえない》と、
はやしたてられたが、なんら難しいことはない。
ただ空中の相手にラリアットを叩き込んで目いっぱい振り切ってやればいい。
普段のラリアットと何も代わらない。ただ相手が空中にいる。それだけだ。
…なのになぜ信じられないという顔で見上げてる?私にはお前の跳躍力のほうが信じられない。
まあいい。私はお前を叩き潰しに来たんだ。わざわざこんなところまでな。
祐希子の髪を掴み強引に引き起こし、自分の両脚の間に頭を押し込む。
『今までの猛攻はなかなか効いた…しかし私は耐え切った。 …お前は耐え切れるか?』
そういうと、祐希子の身体を腰から引っ張り上げ…祐希子を真っ逆さまに持ち上げると、
そのまま客席の前の場外をゆっくりと歩いていく。真っ逆さまにした祐希子を見せびらかしているのか…
コーナーポスト下まで移動すると、祐希子を抱えたままジャンプし…。
コーナーポスト下の、マットすら敷いていない剥き出しのコンクリートの床めがけて
祐希子の頭を垂直に突き立てるジャンピングパイルドライバーっ!
ゴシャッ!!! 「ぎゃふ…っ!」
さらに祐希子を引き起こし、コーナーの鉄柱に祐希子の頭をたたきつける!
目を泳がせながら口の端から唾液をたらしながらコンクリートの床を舐めるように倒れる祐希子。
ここまでスピードを生かした猛攻で主導権を握ってきたが、
頭部への3連打を浴び、祐希子の動きは止まった。
それでも龍子は手を止めない。
ドフッ!! ドムッ!! ズムゥッ!!「ぐえっ!!! っげぇぁっ!! ごふっ!!! ぁげ……。」
がら空きの脇腹にトゥキックを叩き込むと、たまらず小さく丸まる祐希子。
龍子の荒々しくパワフルな攻撃は祐希子から一気に体力を奪っていく。

106 :さいたま地下プロレス:2007/07/08(日) 16:11:28
身体が動かない…。龍子のやつ…もうちょっと手加減しなさいよね……。
頭部への3連打を浴び、さらにトゥキックの嵐に晒された祐希子は
ガンガン痛む頭と内臓を直接抉られたような激しい鈍痛に支配され、動けなくなっていた。
手数でリードして主導権を握っていた祐希子。龍子のパワーの乗った攻撃を極力避けてここまで試合を続けてきた。
しかし試合を決定付け、勝利への王手となるはずだったプランチャーは、
まさに強烈なラリアットを受け、かつて1度受けたことのあるまさにありえないカウンターで叩き落され、
さらに落差のあるプランチャーのダメージは自分自身に跳ね返る。
龍子は器用な選手とはいえない。あんな芸当が2度もできるはずが無い。
しかし、実際は逆だった。不器用だからこそ、龍子には同じことだった。
プランチャーで降りかかってくるあたしが、ただ立っているあたしと同じ。
小器用な選手なら、逆に不可能なことを実行できる選手。
あたしはこのカウンターを受けたときにそれに気づかなければいけなかった。
無造作にリングに押し込まれるあたしの身体。
動けないあたしを無理矢理引き起こす龍子。そしてそのままコーナーに投げ飛ばされ、
「がっは!」
背中からコーナーにたたきつけられると、すぐさま龍子の腕が迫り、
首が切断されるような強烈な串刺し式ラリアットっ!!!
「げおあっ!!」
反動であたしの身体が浮き上がる…。さらに対角コーナーに投げつけられ…。 ドフゥゥッ!!!
「ぐうぅぇええぇ……っ!!!」
串刺し式のスピアーがあたしの腹に突き刺さる。なによ…このバカぢから……胃が割れる…。
腹筋に力を入れたところで、龍子のパワーの乗った技を止めることは出来ず、
先ほどトゥキックを受け、抉られたようなダメージを負う内臓に、そのダメージは直接叩き込まれる。
脚が体重を支えきれず、崩れ落ちていく…。
ダメだ。崩れ落ちるな…っ!立て………立て…っ!!これ以上龍子の攻撃を受けたら……。
しかし身体が言うことを効かない…。完全にその場にへたりこんだあたしの顔面に… バシィィッ!
「あがぁああ!!!」
龍子の鋭いキックが叩き込まれ、顔面が弾け飛ぶ…。
一緒に意識も弾け飛びそうになったが、軽い脳震盪を起こしただけで踏みとどまった。
いや…あとから考えれば…これは最悪の結果だった…。
この一撃であたしは…炎の戦士から動かないサンドバッグに変わっていた。
コーナーに崩れ落ちたあたしの顎を、龍子の右脚が抑え、屈辱的に仰け反らせる…。
『どうした?これで終わりか? …まぁ無理も無い。相手が私なんだからな。』
「うううぅぅ……。ううぁ……。………っくぅぅぅっ!!」
グイグイと脚を押し込む龍子。 それにあわせてくぐもった声で呻き声を上げるあたし。
無理矢理引き起こされ、コーナーポストに逆さ吊りにされると、龍子の蹴りやボディブローが容赦なく叩き込まれる…。
「ぐええ! ぐげ! おご…っ!! ふぐうっ!! げぶ! おげえ!!! がはぁっ! うぶぅ…。」
胃液が逆流し、口から溢れたその瞬間……。 ドボッ!!!龍子のボディブローがあたしの胃を直撃…。
「っうげぇ…おええええぇぇぇ……!! っげおうぅぅ……うぶ…ぉぶえぇぇぇ…!!!」
内臓が痙攣をはじめ、口からゲロを噴き出してしまう。
止められない。止められるはずが無い。
今のあたしが一番嫌うのは腹への攻撃。それを相手が狙わないはずが無い。
ドォッ!! ドボッ!! ボスッ!!
「っげうえ!! ごぼ…。げえぇう!! ふうぅぐっ!! ほぐぁっ!! ふぐぅうううう!!!」
苦しみに顔を歪め、身体を捩って悲鳴に近い呻き声をあげるあたしの腹を、尚も打ち続ける龍子。
しかしそれもここまでだ。脳震盪から解放され始め、身体が動くようになってきている。
逆さ吊りから逃げたとして…このダメージで試合を出来るだろうか…。
いや、それは逃げてから考えよう…。今はこの状況を打破することが先決だ。
攻撃の合間の隙を突いて、逆さ吊りの身体をささえる脚を解こうとした瞬間、
『もう動けるのか? 思ったより早かったな。』
気づかれたっ!急いで脚を解こうとするが、一足早く龍子が右脚を大きく振り上げ…ゴスッ!!
「いぃぎゃぁああああぁぁぁぁぁーーーーーーっ!」
逆さ吊りのまま大きく開いた股間に龍子の踵落としが埋まった。

107 :さいたま地下プロレス:2007/07/08(日) 16:12:07
リングに崩れ落ち、股間を抑えるあたしの首根っこを掴んで引き起こす龍子。
!? 引き起こすだけじゃない…両足が宙に浮かぶネックハンギングツリー…!
「ぐえ……!? がは…!あ…っがふ…!!」
龍子の腕が伸びきり、あたしは木につるされた絞首刑囚にされた。
こんな隙だらけの技、普段なら軽く返せるはずなのだが…股間に受けた踵落としで腰砕けになっていて逃げられない…。
伸びきった腕でゆっさゆっさとわざと揺らしながらリングを丸く回る…。
「ぇが……げ……ぐ………ぁ!……げええぇ…」
涎と泡を吹きながら絞首刑にされるあたしの顔が巨大モニタに映し出され、龍子に賭けた観客が歓声をあげる。
それに引き換え、あたしに賭けた観客の悲鳴はまばら…。
落とせコールが響く中、ついに意識は彼方へ旅立とうとしていた…。
その瞬間、急に首にかかる負担が弱くなった…と思ったら……ドガァアァアアアァ!!
「っうぐうぅぅ!!」
そのまま喉輪落としで後頭部からリングにたたきつけられ、身体が大きくリバウンドする…。
大の字になって倒れるあたしの目に天井のライトの光が徐々に映りこんでくる。
…今、視界も飛んでいたのか。本当にオチる寸前だったようだ。
再び引き起こされる身体。今度は龍子の両手があたしの両手ごと巻き込んで腰に回される。
「ぁがあ……が…ぎぃぃぃぃいぃぃああぁあぁぁあ!!! がはっ!! くぅふ……くぅぅふ…」
ゴキゴキ……ゴキッ
ベアハッグに捉えられたあたしの背骨が鈍い音を立てる…。
龍子の腕で絞られる内臓、そして龍子の胸で身体を反らされる背骨…。
龍子の腕の中で肺と内臓を押しつぶされ、細い呼吸音を上げるあたしの身体が高く持ち上げられる。
フロントスープレックス…っ! 両手の自由の無いまま可能な限りの受身を取ろうとしたが、
今度は身体が真下に振り下ろされ……マンハッタンドロップの衝撃が股間から脳天にまで突き抜ける!
「ぎゃうぅううぅぅぅぅっ!!!」
痙攣し始めた手足…。半失神で涎を垂らしてリングに這いつくばるあたし…
そこからは怒涛のラッシュだった。
DDT、ノーザンライトボム、タイガードライバー、デスバレーボム…
まだ終わらない。…が、もう覚えていない。
何度か意識が飛んでいるものの、龍子が手を止めないものだから試合が終わらない。
『お前のいない新女を潰すのは簡単だったよ。アジアヘビーも伝統とか言って勿体つけた割には
 あっさりあたしのものになった。 いらないから返したけどな。 ……でも買いかぶりすぎてたようだな。
 これじゃお前が居ても結果は変わらなかった。 ……これで終わりだ。』
龍子の言葉を聞いて、はらわたが煮え繰り返る…。しかし身体が動かない。
龍子の両脚に頭を挟まれると、勢い良く真上に振り上げられ…… ドガァァッ!!
「ぐううぅぅぅ!!!!!」
無抵抗のこの身体が必殺技のプラズマサンダーボムで真下に後頭部から叩きつけられ、
ゴム人形のようにリバウンドする。 再び振り上げられ…… ズダアアァァンっ!!!
「っがはあああぁぁぁぁーーーーーーーっ!!!!」
受身を取ることも出来ないほど疲弊したその身体に再び振り下ろされるプラズマサンダーボム。
もう龍子の姿どころか、どっちが上でどっちが下なのかすらも分からない。 グシャアァァッ!!!
「っふぎゃうっ!!!」
……………………………………………………………。
………………………………………………。
……………………………。


プラズマサンダーボムを食らいマングリ返しのまま失神した祐希子と、
勝ち名乗りを上げ、祐希子には興味を失ったかのように颯爽とリングを去る龍子。
相手が悪かった。今日の対戦相手がもし別の選手だったら、今日の勢いなら負けることは無かっただろう。
龍子相手に中盤まで主導権を握っていた。
終盤に怒涛の攻撃を食らい、飲み込まれるように圧倒されたのは、相手が龍子だったからに他ならない…。

108 :さいたま地下プロレス:2007/07/08(日) 16:17:06
以前ネチネチ描写してくれってレスがあったのでちょっと進行遅くしてみました。
途中でダレてきたので、途中から龍子視点と祐希子視点で書いて見ました。
龍子の一人称は後で調べようと思ったまますっかり忘れてたので違ってるかもしれません。
推敲もしないままアップしたので読みづらいところがあるかもしれませんが、
それは長くなって面倒になったわけではありません。ありません。ありませんってば。
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