75 :さいたま地下プロレス:2008/09/14(日) 21:13:06
マイティ祐希子 vs ナスターシャ・ハン


「え? 恵理、今なんて言ったの?」
〔だから逃げろって言ってるんだ。 ハンはあのミミさんをあれだけ完璧に押さえつけたんだ。
 あいつに捕まったら、いくら祐希子でも勝つのは…〕
「ちょっと待って。 なに?つまりあたしが負けるって言いたいの?」
〔……ギブアップさえしなければ祐希子に負けは無い。
 お前のスピードで撹乱しながら距離を取っておけば勝ち目が出てくるはずだから…〕
「なによそれ。 あたしが負けるのが前提みたいじゃない。」
〔そうじゃない! オレはただ…〕
「もういい。 まさか恵理にそんなこと言われるとは思わなかったわ。今日はセコンドに入らないで。」


リングに上がった祐希子とハン。
二人とも相手の目を見つめ、自信満々の顔で相手を睨みつける。
『思ったよりいい顔してるわね。 吉原を差し向けて様子見した成果はあった?
 …あるはずないわよね。あんな一方的な試合じゃ、私に勝つための取っ掛かりすら見つからないわ。』
「それがどうかした? …もしあの試合での収穫が少なかったとしても関係ないわ。
 あたしが勝つことに変わりはないんだから。」
『ふーん……。 私には、あなたが私に負ける要素しか見当たらないわ。
 この試合が終わった時には、私が王者。 貴女はボロ雑巾。』
「…試合が終わればどっちが強いかはっきりするわ。 強いほうが勝って、弱いほうが負ける。
 その余裕の顔、よく覚えておいてあげるわよ?」
『そう、強いほうが勝って、弱いほうが負ける。 わかってるじゃない。
 …この顔よく覚えておきなさい。 この顔を思い出す度に鳥肌が立つほどの経験をさせてあげるわ。』

試合開始直後から王者祐希子が試合の主導権を握り、
ロープワークを駆使したスピードで翻弄し、高さのある飛び技でハンの体力を積極的に削っていく。
その速さと攻撃力でハンの身体は何度も弾き飛ばされ、徐々に消耗していく。
ハンも圧倒的に手数は少ないながらも、狙いを左膝と右足首のみに絞り、祐希子を捉えては捻り上げる。
時折祐希子の悲鳴が聞こえるものの、王者祐希子の圧倒的な猛攻に新女ファンで埋め尽くされた会場が盛り上がる。

しかし、試合も中盤に差し掛かると徐々に様子が変わってきた。
序盤に比べ、明らかに祐希子の悲鳴が響く時間が多くなっていた。

ハンをロープに投げて反対側のロープに走り、戻ってきたハンの首に腕を巻きつけながら引き倒し、
ハンの後頭部をリングに叩きつけるジャンピングネックブリーカー!
すぐさま祐希子がコーナーポストに駆け上がり、
「っ吹っ飛べえぇぇぇっ!!」
『っがはあっっ!!』
肩で息を弾ませながら立ち上がるハンの胸板にミサイルキックが突き刺さり、文字通りハンが吹き飛ばされる。
『はぁっ…はぁっ………がはっ…はっ…』
立ち上がろうとして片膝立ちになったハンめがけて走りこみ、シャイニングウィザード!
しかし祐希子が踏み台にした脚を引き、さらに頭を低く下げてかわすハン。
バランスを崩して空振りする祐希子の左足に飛びつくと、一瞬にして膝固めが極まる!
「いぎぃぃっ!! ぎぃぃいあああぁああぁあああっ!!!」
左足の筋肉がビリビリと痺れ、ふくらはぎの筋肉が二つに千切れるような激痛に頭を抱える祐希子。
「ぐぅぅぁぁぁああああぁぁあぁ……っ!!」
歯を食いしばりながらハンを引きずってロープ際まで移動し、ロープを掴む祐希子。
二人そろって立ち上がり、祐希子がミドルキックを放つ。
が、それをガッチリキャッチし、すぐさま身体を捻ってドラゴンスクリューで祐希子の膝を捻るハン。
膝を捻られながら宙を舞い、リング中央で膝を抱える祐希子の左足に飛びつき、膝十字固め。
「あぎぎっ…いぎぎぎぃぃぁぁあ…ぎぃあぁああああっ!!!」
ガッチリと挟み込まれた左足は、身体に対して90度に広げられつつ下半身を押さえ込まれ、脚を大きく開かされながら激痛を加えられる。
たまらずロープに逃げていく祐希子。
激痛に耐えながらなんとかロープに指をかけた瞬間、ハンが左脚から右脚に飛び移り、祐希子の身体ごとゴロゴロと転がる。

76 :さいたま地下プロレス:2008/09/14(日) 21:15:04
転がされた祐希子の身体がリング中央に戻されたかと思うと、裏アキレス腱固め。
右脚を抱きかかえてアキレス腱を極めたまま立ち上がるハンと、
右脚を高く持ち上げられた状態で固定され、ロープへの移動ができない祐希子。
「ああぁああぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁぁーーーーーーーーーーーっ!!!」
『だんだん良い声になってきたわね。 でもまだ手加減してあげないわよ。』
両手でリングを這ってロープへ移動しようとする祐希子だが、ハンが踏ん張り、その場に釘付けにされる。
ビリビリと電流が流れるような激痛が走る右脚のアキレス腱。踏ん張りの利かない左足。
下半身が浮き上がり、両手の力だけではこの場を動くことすらできない状況に痺れを切らし、右脚を強引に引き抜こうと暴れる祐希子。
それを押さえつけるように祐希子の身体を下ろすと、左脚も巻き込んで裏足4の字固めに入る。
「うああああああーーーーーっ!! ああぁぁああぁぁぁっ!!! ぅぅぅぅああああああああああーーーっ!!!」
両手を使ってロープに移動し始める。
だが、ロープにたどり着くまでとてもではないが耐え切れない…。頭を抱えて上半身を振り乱す祐希子。
しかし、ハンの関節技はミミ吉原ですら逃げ出せなかった。関節技を不得手とする祐希子にとって脱出は不可能だった。
祐希子に残された手段は、ロープブレイクしかなかった。
「ううぐぐぐ……ぅぁあぁああああっ!!!」
祐希子が頭を掻き毟る。その髪を掴んで思い切り引っ張る祐希子。
ブチブチという音を鳴らして髪を引き抜きながらジリジリとロープへ移動していく。
「うううがあぁぁあぁぁっ!!!」
髪を引き抜く痛みで両脚にかかる激痛を誤魔化しながら耐える祐希子は、なんとかロープ間際まで移動。
しかしハンは手を緩めるつもりは毛頭無い。
祐希子の左脚を掴んで再度祐希子の身体を転がすと、リング中央でヒールホールド!
『はい、もう一回。』
「ううぅがああぁぁああぁぁあああぁぁっ!!! 脚があぁぁああっ!! やめ……やめえぇえぇえぇっ!!!」
ハンのヒールホールドは完璧だ。 抵抗空しく、祐希子の左膝はあらぬ方向へ捻られる。
「ぅ゛ぁ゛……あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛ぁ゛……っ!!! っぐ…だめ………ギ…ギブ……」
もはや手は残されていないと悟り、ギブアップしようとした祐希子の耳に、聞きなれた声が届く
〔もういい祐希子っ! ギブアップしろ! もう充分だっ!〕
いつのまにかリングサイドに来ていた来島だ。
もしこれが普通の試合であれば、来島の声に従ってギブアップしただろう。
いや、来島がいなくても、たった今ギブアップしようとしたところだ。 しかし、今日ばかりは違った。
「……だ…だれがギブアップなんかするもんかっ!! あたしは…絶対ギブアップしないわよっ!
 …セコンドに着かないでって言ったでしょ! 帰って! 今すぐにっ!」
試合前のやり取りに加えギブアップの指示を出す来島。
それに反発する祐希子は限界を超えているにもかかわらず、意固地にギブアップを拒否した。
『ギブアップはしないのね。 それならもっと鳴いてもらいましょうか』
「ひぃぃぎぎぎぎぎいいいぃぃいいぃぃいぃぃーーーーーっ!!!」
これだけ強く拒否されてしまうのならばこれ以上は口を出せない…。
祐希子の悲鳴を背中に聞きながら、仕方なく帰っていく来島。

ギシ…ギシッ……ミシ………。
左膝の関節が壊れていく音を聞きながらようやくロープを掴んだ祐希子の手には、長く美しかった髪が変わり果てた姿で数十本纏わりついていた。

執拗に祐希子の脚を攻め立て、祐希子が地獄の激痛に悲鳴をあげている間に呼吸を整えられたハンに対し、
ようやく脚殺しから脱出した祐希子は、脂汗で全身を濡らしぐっしょりと濡れた髪からボタボタと汗が滴り落ちる。
脚をブルブル震わせながらロープを掴んで立ち上がる祐希子に掴みかかるハン。
しかし祐希子も必死に抵抗し、ハンの顎めがけてエルボーを何度も叩き込み、ハンをロープに投げ飛ばし、その後を追うように走る。
重量級の選手のような遅さでバタバタと足音を立てながらハンを追いかけ、ロープから帰ってきたハンめがけてフライングニールキック!
…のはずだったが、その技の飛距離は全く無く、浴びせ蹴りのようになり、ハンの下腹に祐希子のかかとがめり込む。
『ふぐっ!? ぐぉ……』
下腹にかかとをねじ込まれ、ハンが身体を折り曲げて崩れ落ちる。
「まだ勝負は終わってないわよっ!」
倒れたハンの腹めがけて倒れこみ、エルボーを落とす。
『っふうぐぉっ!!』
呼吸は戻ったものの、試合中盤まで猛攻をかけられていたハンのダメージも大きい。
腹に抉りこまれた肘のダメージで身体を折り曲げ、苦悶の表情を浮かべる。

77 :さいたま地下プロレス:2008/09/14(日) 21:16:04
その間に脚を踏み外しつつもコーナーに上った祐希子。
「よくもやってくれたわねっ!! 最後のはキツかったけど、これであたしの勝ちよっ!!」
マイティ祐希子が叫び、コーナーポストからバク転しながら飛び立つ必殺技のムーンサルトプレス!
ズダァァァンッ!!
『ッグゥォォオオオオオオオォォォォォーーーーーーーーッ!!!』
祐希子の必殺弾がハンの身体に食いかかり、それに押しつぶされたハンが喉の奥から響く呻き声を上げる。
ハンの執拗な脚殺しに苦しんだ祐希子が、ようやく放った必殺のムーンサルトプレス。
祐希子もファンもレフェリーも、ついに勝負がついたと確信し、
会場中からレフェリーのカウントに合わせて大歓声が響く

”ワン………ッ!! ツー………ッ!! スリ………………!!”
しかしハンはそれを3カウント間際で返す。
祐希子のムーンサルトプレスが確実にハンにダメージを与えたが、本来の技ではなかった。
激痛に震える脚から生み出される跳躍力はゼロで、コーナーポストから振り落ちるだけの形だった。
さらに跳躍力が足りないせいで、遠心力の力をほとんど得られない胸からの着弾となり、遠心力はハンではなくリングに叩きつけられていた。

祐希子はスピードを殺され、跳躍力を殺され、伝家の宝刀ムーンサルトプレスも折られていた。
ハンは祐希子の武器を奪うことに成功していた。
ムーンサルトプレスで勝利を収められなかった祐希子は、武器を失った丸腰でハンの戦場であるゼロ距離に身体を横たえている。

この後の祐希子は、もはや呻き声を出すだけの人形だった。
「ぐえ……ぉ…げ……………。」
『ふふふ……。簡単には殺さないわよ。』
祐希子は後ろから右腕を挟み込まれる形で腰を両脚で固定され、左腕の付け根から首にかけて袈裟固めに極められていた。
「ぉ……ぁ……………か…………ぐ…。」
右腕を固定され、左腕から首筋までを袈裟固めに極められた祐希子は身動きができないまま、頚動脈を圧迫され、呼吸も奪われていた。
散々痛めつけられた両脚は前方に投げ出され、動く気配も感じられない。
ハンが身体を左右に捻り、祐希子もそれにあわせて左右に捻られる。それは祐希子の首が絞まりすぎないように、少しずつ祐希子の身体に命を流す作業。
「クフーーー…………スゥゥ………クフゥゥーーーーー……スゥゥ……」
祐希子の喉を細い空気がとおる音が聞こえる……。
ハンがもう一度身体を捻ると、その音が消え、
「ぁ………ぅ………………………げ……ぇ…………」
呼吸を奪われ、みるみるうちに表情が歪み、ハンに締め付けられて自由に動けない身体で必死にもがく。

続けてボーアンドアロー。ミミ吉原を苦しめた技が祐希子をも貫く。
うつ伏せにした祐希子の首を捉え、動かない脚を折りたたんでホールドすると祐希子の身体が真上を向き、
ハンの脚が伸ばされていくと祐希子の身体が大きく反り上がる。
「ううぅぅぉぉ……………ぉ………………ぁ…………っ!! …っ!! ……っ!!」
祐希子の身体が限界になるまでハンが脚を伸ばし、そのまま固定するハン。
「……っ!!! ぁ…ぅ………。 っ……………っ!! っ…!!!」
祐希子の呼吸が止まり、腕から力が抜けていくまで固定しつづけ、そして力を緩める。
「………ぅ…。 ぅぅは…………………はぁああっ、はあっ…がは…あがはっ!」
一方的に関節技を受けつづけるマイティ祐希子のスタミナはみるみるうちに奪われていく。
『……ギブアップしてもいいのよ? 私が手加減してあげてるうちにギブアップしたほうが幸せよ?
 さっきパートナーも言ってたじゃない。 ほら、せーの"ギブアップ"…ね?』
「あ…あた…しぁ……ギブ…アッ………プなん…………て…しな…い……っ…っ!」
『あらそう。…そういうと思ったわ。なんて扱いやすいのかしら…。 それじゃちょっと遊んであげましょう。』

78 :さいたま地下プロレス:2008/09/14(日) 21:18:55
最後にもう一度両足を伸ばして祐希子の身体を伸ばしきり、祐希子が反射的に硬直するのにあわせて素早く解放し、
祐希子の両脚にハンの両脚を絡め、上半身を引き絞るドラゴンカベルナリアに絡め取る。
「っぐぅお…っ!!」
肩幅に開いた両膝をリングにベッタリと固定され、真上に伸びた身体は、腰の部分で急激に折れ曲がり、さらにハンの膝があてがわれた背骨で90度近く折れ曲がる。さらにその先に伸びた首をハンのしなやかな腕がガッチリ締め上げる。
「ぁ…ぅ……ぉあ………ぉ…ぉぐ……っぉぉぉ……」
ハンに引き絞られた身体が弓のように反り上がり、無理矢理反り上げられた身体は元に戻ろうとする。
するとハンに締め上げられた首に、その腕がさらに食い込んでくる。
口から涎が垂れて祐希子の顔を汚し、口の端には泡を溜めた祐希子が、ハンの拷問技に言葉を失う。
無防備に晒した腹、肩幅に開いたまま前へ突き出す腰、水着に形作られ真上へ突き出す胸。
リング中央でカクテルライトを浴びたマイティ祐希子の肢体に流れる油汗が美しく輝くその先で、祐希子の口から漏れる息は、か細くなっていき、その身体から生命力が尽きていく。
ハンがさらに身体を引き絞る。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!!」
首に纏わりつくハンの腕さえ外せば、この苦しみから逃れられる。 これが外せないならもはやギブアップしかない。
首を締め上げるハンの腕に両手をかけ、引き剥がそうとした瞬間、ハンの腕が首から外れ、祐希子の両手がつかまれる。
その両手を操り首の前でクロスさせると…
「おご…………ぅごぇ………。」
祐希子の両手が祐希子自身の首を締め上げる。
両手両脚の自由はハンに奪われ、肩から下は強烈に締め上げられたまま固定され、自分の両手が自らの首を締め上げる。
もう動けない。ここまで意固地にギブアップを拒んだ祐希子の心がついに折れた。
「ぎぅぅぅぅぅ!!ぎぃぃぃうがぅううぅっ!! ぎぃう…っ!! ぎぃいうっ!!」
しかし首を締め上げられたその口では、はっきり発音できず試合は続行する。
両手の自由は奪われ、タップもできない。
「ぎぃうぁぁぁああうぅぅぅっ!! ぃぃぃいぎいぃぃあああああぁぁうっ!!」
これが降参の叫びだと理解しているのは、肌を合わせているハンしかいない。
『これだけ苦しめられても、まだギブアップしないなんて見上げた根性だわ。』
しれっと言い放ち、ハンは腕をさらに引き絞って、祐希子の腕を喉に食い込ませながら身体を反らせ、祐希子の顔を覗き込む。
「ぎっぃぃううぅっぅぅああぁぁぅぅぅあぅぁっ!!!」
視界に入るハンの顔を見る祐希子は、全身に一気に鳥肌を立たせる。

ハンは祐希子の身体を解放し、素早く祐希子の左足を両脚で固定すると、必殺技のSTFを極める。
『最後までギブアップしなかったその意気に免じて、最後は必殺技を見せてあげるっ!
 今から世界の王者はこの私っ! これが私の必殺技…STFよっ!』
「っぐあああぁああっ!!ギブっ!!ギブアップッ!!! ぅうがああっ!!」
STFが極まった瞬間祐希子がギブアップを叫び、今ここに新王者が誕生した。

ベルトを受け取り腰に巻いたハンは、リングに横たわる元王者の髪を掴んで引き起こし、エプロンに立たせると、
トップロープ越しにその首に両脚をかけ、首4の字固めを極めると、そのまま身体を振り下ろし、サードロープから覗く祐希子の足を掴み、祐希子の身体を観客に見せつけるような形で磔にする首4の字タランチュラを極める。
「っぅうぅぅううぐぅぅぅぐぐぐぅぅぐぐぅぅぅぁあぁっぁあぁああああああっ!! やめ…ぐぐがぇっ!!」
『よくその目に焼き付けておきなさい! これがお前達が王者だとあがめてきた女の最期よっ!』
「いぐぐぐぐぃぃいぃぎぎぎぃいぃいいぃいいぎぃぃ……」
首を締め上げられ、舌を突き出すマイティ祐希子の歪んだ顔を観客に見せつけるハン。
硬いロープが上下に軋むたび、祐希子の身体がそれに釣られて上下に伸ばされ、そのたびに歯軋りを軋ませる祐希子。

79 :さいたま地下プロレス:2008/09/14(日) 21:20:08
選手控え室から飛び出す来島。
〔あの野郎!!〕
廊下を走り、入り口に飛び込み、花道を走り、リングに駆け寄る。
〔こらああぁぁっ!! てめぇ調子に乗るなよっ!!〕
怒号を上げて飛び込んできた来島だったが、来島はそこで崩れ落ちた。
来島の目に飛び込んできたのは、ハンの両脚でギロチンにかけられ、首を刈り取られた元王者でパートナーの地獄の苦しみに満ちた、既に事切れた状態の晒し首と、全身を脱力させたままロープに磔にされ、両脚の付け根から溢れ出る黄色い液を両脚を伝わせている無惨な元王者でパートナーのマイティ祐希子の変わり果てた姿だった。
もはやその口からは呻き声すらも発せられなかった…。
〔あの時、意地でもセコンドについておけばこんなことには……〕


× マイティ祐希子
   (46分21秒 STF)
        ○ ナスターシャ・ハン
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