910小鳩×ハン 1/2:2009/01/13(火) 19:59:46


 メロディ小鳩vsナスターシャ・ハン

 初来日以来、その悪魔じみた精度の関節技で日本人エースを次々と撃破し、日本マット界を震撼させているナスターシャ・ハン。そのハンに対するは、フリー参戦のジュニア戦士・メロディ小鳩。
 フリーの、しかもジュニア選手をあてがうこと自体大変なミスマッチであり、加えて小鳩が飛び技を主体とした魅せるファイトスタイルと可愛らしい仕草で人気のアイドルレスラー寄りの選手ということもあり、団体側の手詰まり感を強く印象付けるマッチメイクであった。

 試合は大方の予想通り、リングを広く使って跳ね回る小鳩をハンがいなしながらじっくりと追い詰めていく展開となる。
 小鳩の飛び技はスピードこそあるものの、ジュニアの悲しさかいかにも軽く、またマイティ祐希子や武藤めぐみといったトップ選手とはキレや正確性で明らかに見劣りするものであった。かつてその祐希子や武藤を血祭りに上げたハンにしてみれば小鳩はいいカモであり、いずれグラウンドに引きずり込んで地獄を見せるのだろうと誰もが思っていた。

 しかし、試合はここから思わぬ方向に進む。

 ハンをロープに振り、ジャンピングネックブリーカーを狙う小鳩。ハンはそれをトペ・レベルサで切り返すと、すばやく倒れている小鳩のサイドを取る。
 舌で唇を軽く舐め、『もうお付き合いは終わりだ』と言わんばかりの薄笑みを浮かべるハン。小鳩の右腕を取り、電光石火の腕ひしぎ逆十字。まず腕一本、会場中の人間が次に来るべき小鳩の悲鳴を予感し顔をしかめた。
 しかし、ここで小鳩が意外な対応力を見せる。腕が極まる瞬間に体を大きく跳ね上げ、その勢いで体を回転させて腕を抜く。何が起こったか理解できない様子のハンの左足を取ると、そのままヒールホールドに捕らえる。
 一流選手にはなかなか決まらないといわれる足関節。面食らったハンも努めて冷静に足を抜こうとする。が、外れない。足関節の抜け方は熟知しているはずなのだが……。ハンの顔に焦燥の色が浮かぶ。そして、

 『ブチンッ!』

 ハンの左アキレス腱の切れた音が響く。

 ハン「イッ……ギャァァァァァァッ!」

 目を見開き、声の限りに絶叫するハン。

911小鳩×ハン 2/2:2009/01/13(火) 20:02:44
 小鳩は悲鳴を上げるハンを解放すると、今度は右腕を取り逆十字をかけ返す。ひねりを加えて肘の関節を一気に外す!

 ハン「アグァァァァッ! アッ……! ギィィィィッ!」

 この世の終わりのような声を上げて悶えるハン。信じられないといった表情であらぬ方向を向いた右肘を見つめ、やがてカチカチと歯を鳴らし、何ごとかつぶやきながら絶望の色合いを顔ににじませる。
 腱を切られた痛み、肘を外された痛み、そしてそれ以上に安パイと思い込んでいた相手にあろうことかグラウンドで遅れをとったショックで立ち上がることすらできない。
 度を失ったハンを、小鳩はドラゴンカベルナリアに捕らえ更に痛めつける。ギリギリとハンの背を、そして首を引き絞っていく小鳩。

 ハン「ア……グ……オゴォ…………も゛……や゛……グヒィ」

 か細い呻き声を上げながら、次第に目をトロンとさせ力を失っていくハンだが、ポイントが微妙にズレているのか失神するには到らない。
 これ以上は効果ナシと判断したのか、小鳩はグッタリとしたハンをリングに転がすと、コーナーに上がり全力で跳躍。彼女がかつて見せたことのないような高高度のムーンサルトプレスを繰り出す。
 しかし慣れない高度だったためか、ムーンサルトの回転を誤ってしまう。いつもより行き過ぎた回転は、小鳩の体勢をニードロップに近い形で着弾させてしまう。高所からの落下に回転による加速が上乗せされた衝撃が、脱力したハンの腹部をピンポイントで打ち抜く。

 ハン「ゲボオオォォォォォォォォッッッッ!!」

断末魔の悲鳴と共に、コブシ大はあろうかという血の塊を吐き出すハン。吐き出された血塊はそのままハン自身に降り注ぎ、白い肌を、青く鮮やかなコスチュームを赤黒く上塗りしてゆく。
 血と胃液の混ざった吐寫物を吹き出しながら、白目を剥いて沖に上がった魚のようにビクビクと体を跳ねさせている、誰が見ても危険な状態のハンを見て、試合終了のゴングが打ち鳴らされた。

 当然のことながらハンはそのまま病院に直行。内臓破裂による長期入院を余儀なくされる。
 一方の小鳩は試合後のインタビューで、
『(寝技の攻防は)無我夢中で動いた、上手くいったのが信じられない。最後のムーンサルトは完全なミス、あんなことになるなんて』
 と、意気消沈した様子で語った。最後までハンの安否を気遣っていたという。
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