300 :名無しさん:2009/03/15(日) 23:23:15
地下闘技場…。
限られた人間しかその存在を知らない場所。
ごくごく限られた、選ばれた人間しかその客席に座ることができない場所。
素人ではなく、格闘技術を持つ女闘士を戦わせる場所である。

「青コーナー、南利美ぃっ!!」
今夜もリングアナのコールで、死闘が幕を開けようとしていた。

「赤コーナー、来島恵理いいっ!!」
今夜のメインイベントは新女の両エース・ボンバー来島と南利美の対決である。
関節技の女王の異名を取るテクニシャン南は、『表』の試合で着用している濃紺のワンピース水着を着ていた。
対するパワーファイターの来島は、『表』の試合ではいつもスパッツを着用しているのだが、今日はあまり見ることの無いオレンジのワンピースの水着である。
これは、この地下闘技場の『勝率によって着用できるコスチュームが制限を受ける』というシステムの為であった。

なお、この試合の前座試合で、マイティ祐希子が小島聡美に48秒でKOされてデビュー以来の4連敗を喫している。
彼女は『勝率によって着用できるコスチュームが制限を受けるというシステム』により、次回の試合の敗れて5連敗となれば、その次の試合からはトップレスを強制されることになる。

レフリーチェックを受ける二人、その距離が近まっている。
「へへッ、今日こそお前サンに勝って、勝率を5分に戻すぜ」
男口調で話しかける来島に、南はそのファイトスタイルと同じ、クールな口調で返す。
「新女では貴女の方が勝ち越してるわ」
「フンッ!『表』での戦績なんて飾りなんだよ。本当の強さを求める連中にとっては、な…お前だってそうだろう?」
「………」

最後は無言がリングを包み、ボディチェックが終ると、互いに自コーナーに戻った二人は、数秒も待つことなく、試合開始のゴングを聞くのだった。

かああぁんっ!

「ぅっらああああああぁっ!!」
ゴングと同時に咆哮して、腕を振り上げて南に駆け寄っていく来島。
その迫力にも怯むことなく、腰を少し落して、冷静に来島を見ている南。

「しゃああっ!!」
拳を固めて腕を振り上げ、ロングフックを放ってくる来島を見て、南は小さく呟きつつ身体を捌く。

「相変わらず『プロレス』が抜けてないわね。そんなラリアットばりのフック、見え見えよ」
フックを放ってきた来島の右腕を回避すると同時に自分の左脇の下に挟み込み、重心を低くすればヘヴィ級の体格の来島でも、あっさりとマットに潰れる。

「うぐっ!?」
パンチを捌いての脇固めであるが、回避と腕のキャッチと来島の重心を崩すという3つの行為を1動作で完了させてしまうというところが、南の超一流の技術である。

「ぐぅくっ!ち、ちっくしょおおおおおううっ!!」
「力で返そうとしても無駄よ」
強引に起き上がって脇固めを振りほどこうとする来島の耳に、南の冷たい囁きが入ってきた。

「そんなやり方が通用するのは『表』だけ……本気で極めた関節技にはパワーなんて効かないわ」
「ヘッ!小賢しいンだよおっ!」
肘の痛みに顔を歪めながらも、来島は強引に上体を起こそうとしている。

「…っ?!意地を張ると肘がイカれるわよ?」
「やっかぁましぃいいいいっっ!!」
「…えっ!?」
強引に上体を浮かし、マットと胴体の間に隙間を作り、前転して脇固めから逃れる来島。
パワーとテクニックの両方を使ったこの脱出法は(ややパワー偏重だが)、来島にしかできないだろう。
だが、強引とも言える脱出の代償は少なくはなく、顔をしかめて肘を押さえている。

「ほら見なさい。肘を傷めたわね?」
「へっ、腕の一本、セメント女王と言われた俺には日常茶飯事!」
「貴女にそんなあだ名がついてるなんて、始めて聞い……くぬっ!?」
クールだった南の表情が、少しだけ焦りの色を帯びた。
思いがけけぬ来島の鋭いミドルが放たれ、ぎりぎりのところでガードしたのだが、その力強い蹴りに腕が痺れる。
308 :名無しさん:2009/03/17(火) 22:42:26
「ちッ…結構鋭い蹴り、撃てるようになってるじゃないの?」
「はンッ!いつまでもプロレスの蹴りだけじゃやってけないからね、ここでは!」
地下デビューしたての頃の来島の打撃は、パワーばかりでしかもそのパワーを効率的に運用できていない、力任せで無駄の多い動きだった。
その無駄の多い打撃は南の関節技の好餌となってきたのだが、今の来島の蹴りには修練のあとが容易に見て取れるほどの鋭さがあった。

「しゃッ!ふぅッ!ぅらあぁッ!!」
そして『表』ではあまり見られない来島の連続ローキック。
右、左、右、左…。時折、右を打ってまた右と相手を惑わしたり、ミドルを織り交ぜたりと打ち分けている。
パワーばかりで不器用なブルファイターだと思われていた来島だが、以外に巧妙な攻撃を仕掛けていた。

「くうっ……さ、流石に、押されてしまう、かっ…」
足を挙げ、身体を捌きしてローを、ミドルを防御しているが、来島の蹴りは重く、連続で受けていれば手足が重く痺れてくる。

(だけど…恵理のことよ。こっちを追い込んでくれば、不用意にスキの多い大技を打ってくるに違いないわ)
恐らくは顔狙いのハイキックかロングフック……。それをキャッチして一気に関節を極めるつもりで隙をうかがう南。

「ふぅっ!」
狙い通り、来島が南のテンプルを打ち砕かんばかりの右ロングフックを放ってきた。

(ツメが甘いわね。恵理)
内心で勝利の笑みを浮かべながら、そのパンチを再び脇固めに取ろうと体を捌き、腕を動かす。
だが、来島のパンチは意外な動きを見せた。
南の巧妙な動きに捉われる前に、急停止し、防御の腕をすり抜けるようにして南の髪を掴んだ。

「そう何度も同じ罠にはかからないサッ!」
「うッ?!」
髪を引き上げられる痛みに南の身体が一瞬だけ浮く。
少しでも重心を浮かすことができれば、来島のパワーを持ってすれば南を引っこ抜いて投げることなど容易い。
フリーの手を南の股間に差し入れるようにして持ち上げ、パワースラムでマットに叩きつける。

「あがああっ!!」
マットで絡まるような二人の女の、片方に悲鳴が響いた。
406 :名無しさん:2009/03/29(日) 23:43:49
「あがああっ!!」
南を持ち上げる為に、その股間に差し入れられた来島の腕。
南を捉える為の腕が、逆に南の両足に絡め取られ、極め上げられていた。
一本の腕を、その数倍の力があると言われている脚二本で攻める。 しかも、先ほどの脇固めで傷めた肘である。

「ぎゃあああああっ!!ぎぶっ!ぎぶっ!」
あまりの激痛とダメージに、パンパンと開いている方の手で南の身体を叩く。

だが、南は技を解くことなくきっぱりと言い放った。
「ギブは…拒否するわ」

地下闘技場の過酷なルール。対戦者は相手のギブアップを必ずしも受け入れる必要はない。
主催者のストップがない限り、全身の骨を折ろうが、チョークで絞め殺そうが自由。
ギブを拒否するのは、恨みある相手を痛めつけたり、観客受けを狙うなどの理由があるが、この試合の南の場合は…

「エリ、もう二度と私と対戦したいなんて思えないくらい痛めつけてあげるわ」
「あぎぃいいいいいいっ!?!」
容赦のない南の肘極めに、たまらず絶叫する来島。
すぐに彼女の肘関節は限界を迎え、乾いた音が響いた。

ぴちッ…

「うぅぎゃあああああああっ!!」
来島の腕を折った南は一切の容赦を見せず、流れるような動きで反対の腕も腕十字に極める。

「ぎゃあああっ!!ギブッ!ぎぶうっ!!」
手でタップもできず、足をバタつかせてマットを乱打し、降伏の意を示すも、南は一向に意に介さない。

「折るのは…一本で、許してあげるわ」
「でもね、さっきも言ったけど、二度と私に逆らえないよう、徹底していたぶるから…覚悟しなさい」
無慈悲な蹂躙者となった南。
来島の関節を折れる寸前まで捻じ曲げ、その絶妙の位置をキープしつつ激痛を与え続け、そして関節が限界となると、違う技に移行して、別の関節を責める。

腕十字で肘関節
アキレスホールドでアキレス腱
Vクロスアームロックで肩関節
ヒールホールドで膝関節
フェイスロックで頬骨
etc…

全身のありとあらゆる場所を、たっぷり1時間はかけて痛めつける。
その体内にギッチリ詰まった、鍛え込まれた筋肉、そしてその筋肉の周りをほどよく取り巻いている脂肪。
やや『ゴツめ』の身体つきの、理想的なレスラーのボディ。
しかし見方によってはムッチリとしていて、ある種のエロスを感じさせる来島のボディ。
その肉が南の関節技によって嬲り尽され、蹂躙されている。

「ぃひいいいいっ…だめっ…利美ぃ…もうやめてぇ……ギブって…許してぇ…」
普段の豪快な彼女を知っていれば、誰もが驚くような来島の惨めな哀願の声。

「いやだぁアッ!…も、もう…無理ぃ…死ぬうぅっ…」
「ぃぎひいいい〜っ!……ギブするからぁ…もう、私の負けだってぇっ!」
「嫌ぁ…もう、いやあぁぁ・・・」
男勝りな来島の、女の声での悲鳴。

だが、徹底して対戦者を責め続ける南。
更に30分、マットに転がり続け、しつこい蛇のように来島の肉付きの良い身体に巻き付き、関節をひん曲げ、捻り上げ、極め上げる。
筆舌に尽くしがたい激痛を与え続けるのだが、決して折らないように加減し、来島が失神しそうになれば、技を緩めて失神も許さない。

異様なまでの執拗さだが、さらに異様なのは、この1時間半にも渡るグランドでの拷問劇を、飽きることなく観戦し続けている観客であろう。
やはり地下闘技場というのは、そこで戦う者も、それを見るものもどこかしら普通の精神ではないようだった。

そして、来島が南の蟻地獄に捉われて約2時間…。
マットに無残に横たわる敗者の姿があった。

「ぅあっ……はひっ…」
南にようやく開放され、マットで惨めに大の字になっている敗者…来島恵里。
長時間のグランドでの関節責めに、来島の身体は自分の体液でグジョグジョになっていた。
汗や涎、果ては小便まで漏らして、水着から髪から全身を濡らしていた。
凛々しかった顔は、長時間の苦痛で醜く歪み、舌をだらしなく垂らし、涎や涙や鼻水でダラダラと汚れていた。

「もォ…ゆるじ…ぇぇ…ぎびゅ…ううっぅ……ぉねが……ぁ…ぎぃ、ぶぅ…」
関節技から開放されても、うわ言のように哀願をしていた。
おそらくはすでに精神が半分、焼き切れかけているのだろう。

敗者のギブを受け入れ、勝者となった南はレフリーから勝ち名乗りを受け、無残な姿を晒す来島を見下ろして言った。
「これでもう、私に試合を挑もうなんて思わないでよ……貴女は古い付き合いなんだから…」

殺したくないの、と口の中で小さく呟くと、リングを降りていった。
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