458 :名無しさん:2009/04/13(月) 04:13:37

ところで零がライラを潰さないverで妄想してみた。



試合開始から約30分後―

零は口もとの血を手で拭うとリングを降りる為、彼女から背を向ける。
今しがたまで零と試合を行っていたライラ神威は真っ赤に腫らした両脚を引き摺りながら立ち去ろうとする零に手を伸ばそうとする。
が、亀のように遅いその動作では彼女の手は空を切るばかり。零を引きとめるには至らなかった。

あの後。壊れる寸前のライラに対し零がとった行動はローキックで両脚を封じなるべく軽傷で戦闘不能にするという選択肢だった。
あまりにこだわった戦法の為、零も何度かの反撃を受け無傷とはいかなかったがその目論みは成功したと言える。

「あ・・・う・・・待て・・・・・・ぇ・・・。」

うつ伏せの状態でなおも零を留まらせようとするが彼女は既にリングを降りてしまっていた。
地下の試合としては中途半端な試合結果に場内からはブーイングが沸き起こる。
そして何より―この男―がそれに満足するはずも無かった。

「・・・何という茶番だ。折角、処女喪失の機会を用意してやったというのに・・・。」

外道社長は憎々しげに呟くと更に続けた。

「お得意様をこれで帰らす訳にはいかんな・・・。みぎりを呼べ。」


薄暗い通路。そこで零は精神的な疲労の為、控え室に辿り着く前に体を縮めるように座り込んでいた。
自分は復讐の為に何でもすると誓った。なのに彼女を壊すことなんて出来なかった。
どうしても小鳩の姿がだぶってしまう・・・零は自分の甘さに対し苦悩していた。
そうして一体どれだけの時間が経過したのだろうか―

459 :名無しさん:2009/04/13(月) 04:15:30


「あら〜?零ちゃん、こんな所で何をしているんですか〜?」

零が顔を上げると巨大な少女の姿―外道社長の忠実な駒である大空みぎりが零を見下ろしていた。
復讐を果たすべき相手の一人を前にして零は鋭く刺すような殺気をみぎりに叩きつけるがみぎりは至ってマイペースである。
零はゆっくり立ち上がりみぎりの前から立ち去ろうとする。この場所で闘りあっても少なからず負傷している今では勝ち目が薄い。
しかしみぎりは気にせず零に話しかける。

「零ちゃんのやり残しを始末つけろ、って社長に言われて特別試合してきたんですけど〜」

「・・・特別試合?」

零がここで初めてみぎりに対して言葉を発した。それで気を良くしたみぎりはなおも続ける。

「えぇ。もちろん私と〜・・・ライラさんのですよ〜?」

「・・・・・!!」

「社長の命令なので〜・・・ゆっくり時間をかけて壊すようにって〜。」

改めて零はみぎりの姿を見る・・・あちこちに飛び散った返り血。それだけで対戦相手の末路が容易に想像できた。

「最後は全然動かなくなっちゃいましたね〜・・・スタッフの人達も廃棄処分だって言ってましたね〜。」

「・・・・・何て事、を・・・」

どのみちライラには残された道は無かったのだ。零は絶望感から目の前が真っ暗になるような感覚に苛まれていた。

「何だか〜・・・子鳩ちゃんの時を思い出しちゃいましたね〜、ちょっと可哀想だったかもです〜。」

「・・・・・・・・・!!今・・・何、て!?」

思いがけない名前に零が過敏に反応する。そしてゆっくりとみぎりが続ける。

「あぁ。ごめんなさいね〜?言ってませんでしたっけ・・・子鳩ちゃんをあんな風にしちゃったの・・・私なんですよね〜。」

「・・・・・・・・・・・・え?」

「うっかり加減を間違えて落としちゃったら頭から血がどくどく流れ始めて・・・びっくりしちゃいましたよ〜。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

目の前の少女が一体、何を言っているのか理解出来ない。まるで気軽に世間話を語るように話し続ける彼女を前に零は放心したかのようにただ立ち尽くす。
そして更に残酷な現実が告げられる。

「普通ならそうなった人達って廃棄処分になるんですけど〜。社長がお気に召したとかで夜のお相手にされるって・・・それってどういう意味なんでしょうね〜?」

「・・・・・・・・・・・・さ、ま」

「え?何ですか〜・・・・・きゃっ!?」

「貴様らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

突如、零を覗き込んだみぎりの横顔に拳がめり込む。
激昂し更に追撃を加えようとする零だったがすぐに立ち直ったみぎりに捕らえられその場にボディスラムで叩きつけられる。

「・・・・・・・・・・・か、は!!!」

加減はされたようだが固い床にしこたま打ちつけられ呼吸が困難になる。

「驚きました〜・・・何を怒っているのかよく分からないんですけど・・・うふふ。今の零ちゃんなら社長もお気に召すと思いますよ〜?ではいずれリングの上で〜♪


一人残される零。今だ横たわりながらただひたすらに怒りに打ち震え涙する。
どこかで奴等を人間だと思っていた自分の甘さがただ情けなかった。外道。その存在に身を堕とした者達。
やがて涙が枯れ立ち上がる時、零は一切の情けを無くした羅刹と変貌していた。
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