482 :名無しさん:2009/12/31(木) 17:53:53 ID:???
マイティ祐希子 vs ザ・関取


12月31日大晦日。
何時の間にやら、毎年恒例となった年末格闘技大会。
普段は見られない異種格闘技戦なども多く見られるのが好評の一因になっている。
その話題の試合の中に、若干埋れた感のあるカードがあった。

マイティ祐希子vsザ・関取の一戦だ。

マイティ祐希子は言わずと知れた女子プロレス最強の選手。
その相手の名前はザ・関取。IWWFタッグチャンピオンである。
とはいえ、アメリカ国内での興行が多く、日本での試合をあまり行わないIWWFの選手である。
日本でははっきり言って無名だ。
大会前にさんざん煽っている宣伝では、ザ・関取の強さをこれでもかと言わんばかりに誇張するが、
その直後に祐希子の強さを誇張して煽る。
それに加えて、過去の大会では、元横綱の相撲取りが無様な敗北を晒しており、ザ・関取が勝てる要素はほぼ無かった。
その結果、視聴者のほぼすべてが、このカードは当然のように祐希子が勝つ試合のように考えていた。
それが大きな勘違いだったと気がつくのは、もはや手遅れに近い終盤になってのことだった…。


リングに上がった祐希子と関取。コーナーを背にした祐希子は関取を見据え、関取は祐希子を見据える。
祐希子にとっても関取にとっても、対策は単純明快。
関取にとっては、どうにかして祐希子を捉え、自慢のパワーを叩きつければ良い。
祐希子にとっては、それに捕まらず、スピードで撹乱すれば良い。
相手の得意分野に引き込まれず、自分の得意分野に引き込み、あとは自分の力を見せつけてやればいいのだ。
そしてボディチェックをし、試合は始まった。

カーン!!
試合が始まったその瞬間、猛然と飛び出したのはなんと関取。
右手を振り上げ、ラリアットの形で突進する関取。
出遅れた祐希子はコーナーを背にしたまま逃げ場を失い、ラリアットを防ぐためにその腕を取ろうとする。
が、その瞬間、関取は右手を振り上げたかと思うと、真上から祐希子の頭に強烈に振り落とす。
バシィッ!!
祐希子の頭が真下に叩き落とされたかと思うと、次の瞬間には祐希子の腰を関取の両腕が捉える。
祐希子の身体は関取の必殺技、パイルドライバーの体勢に捉えられた。
なんとか逃れようとする祐希子だが、関取の太い腕から生み出されるパワーを振り切れるはずがない。
関取のパワーに抗えないまま、祐希子の身体が持ち上げられ、パイルドライバーの…
「なっ!?」
いや、祐希子の身体は関取の身体の上にまで振り上げられていた。
『フビー!』
グシャアアッ!!
「ッッギュウウ!!」
祐希子の身体はそのまま振り下ろされ、後頭部からリングに叩きつけられるパワーボムが炸裂!
パイルドライバーと読み違えた祐希子の、不完全な受身ではダメージを逃がすことができず、。
ゴングから数秒で放たれた関取の開幕パワーボムは、この上ない成功を収め、祐希子は大ダメージを浴びてしまった。
関取の猛攻は続き、祐希子を引き起こしてボディスラム!
「っぐぅっ!」
そして再び引き起こしてボディスラム!!
「っがはっ!」
コーナーに追い詰められたまま逃げ場のない祐希子は、関取のパワーに任せた攻撃から逃れられず、
反撃する隙を見いだせないまま、三度引き起こされる。

483 :名無しさん:2009/12/31(木) 17:54:55 ID:???
今度は祐希子をコーナーに押し込み、右手を振り上げた関取。そのまま体重を載せた右腕が祐希子の首めがけて振り下ろされる!
が、その腕の下にできた隙間から祐希子が飛び出し、不発に終わる。
ようやくコーナーから脱出した祐希子は、コーナーに残された関取めがけて走り、打点の高いドロップキック!
『ブモー!』
しかしそれを紙一重で避けた関取は、巨体を揺らしながら精一杯飛び上がると、足元に落下した祐希子の首にギロチンドロップ!
「ぐえっ!」
関取の巨体の体重が乗った太い脚が、祐希子の首全体を押しつぶす。
それはただ飛び上がって脚を落とすという単純な技だが、単純が故に体重のある関取がやればそれだけで破壊力は増す。
世界中の女子プロレスラーを集めても、トップクラスの体重の関取の全体重が、首一点に集中すれば、
どれだけ身体を鍛えていても、首の骨が折れるかのような衝撃を受け、呼吸が数秒止まる。それは祐希子とて例外ではない。
たまらず、首を抑えて咳き込みながらリングを転がり、場外に逃げてうずくまる祐希子。
それを追って降りた関取がうずくまる祐希子を捕まえると、真上に担ぎ上げるブレーンバスターの体勢に。
関取の巨体にかつぎあげられた祐希子の身体が、真上に一直線に伸びると、徐々に倒れていき…
ダアアンッ!
「っぐうぅぅぁ!」
硬い床に叩きつけられたダメージに背中を反らせる祐希子だが、その隣で同様に転げている関取。
大きな破壊力を生み出す関取の巨体だが、一度倒れると立ち上がるまでに時間がかかるのが大きな弱点。
『ブモーゥ!ブモーゥ!!』
荒い息遣いで立ち上がるのに難儀している関取。
なんとか立ち上がった祐希子が、関取の身体を引き起こし、勢い良く転がすアームホイップ!
ガシャアァンッ!!
『ブフウゥー!』
転がる巨体が場外に設置された鉄柵にぶつかり、激しい音を上げる。
続けて関取を引き起こすと、たった今叩きつけられた仕返しとばかりに関取を担ぎ上げる祐希子。
その巨体を完全に持ち上げることは不可能。だが、崩れながらも後ろに倒し、ブレーンバスターを決める。
祐希子が息を整えながら後ろに下がり、関取は、近くにあった鉄柵を掴みながら立ち上がる。
「これで終わりと思うなあっ!」
『ブヒ!?』
祐希子の声に振り向いた関取。その目の前にはすでに高く飛び上がった祐希子の姿。
リングに背を向けながら大きく飛び上がり、両脚を大きく開いて遠心力をつけたフライングニールキック。
そして関取の巨体に祐希子の長い脚が振り下ろされる!
『ブヒヒイィィーーーーーッ!!』
フライングニールキックに弾かれるようになぎ倒され、鉄柵を二つに折り曲げながら両者がもつれ合うように場外に崩れる。
このまま一気に畳み掛けたい祐希子。だが、次の瞬間に感じたのは関取の殺気。そして首にかかる圧迫感。
もつれ合って崩れた関取は、重なるように倒れた祐希子の首を片手で力強く掴んでいた。
『フゴー!フ・フ・フ・フゴー!!』
ギラリと光る眼光から、はっきりと感じ取ることのできる殺気。そして笑顔。
首を掴む手を振りほどく祐希子。関取には何か策があるのだろうか?いや、無いかもしれない。
しかしこの場外で捕まってしまえば、1発1発がリングと比べて大きなダメージになり非常に危険だ。
それに加えて、場外は狭い。場所を広く使いたい祐希子にとって、これ以上場外にいるのは得策ではない。
場外に見切りをつけ、リングに戻る祐希子。

484 :名無しさん:2009/12/31(木) 17:56:20 ID:???
そして、立ち上がるのに時間がかかる関取は、それを見送りながら立ち上がり、
リングに戻るための関取専用階段を使ってリングに登っていき…、そしてロープをくぐる。
ロープをくぐったのと同時に祐希子が関取に掴みかかる。
関取も祐希子に組み付くと、そのまま一気に体重をかけ、押し始める。
祐希子がその体重をささえきれずグラつくと、それをきっかけにして押し切り、
体重にモノを言わせて祐希子をものすごい勢いで押し進む。
押された祐希子は体勢を立て直す間もなくただただ押される。
関取は祐希子の身体を全身で押し、みるみるスピードをあげながら、最後は祐希子を押したままコーナー目がけて勢い良くタックル!!
タックルの勢いをそのままに背中からコーナーに叩きつけられ、前からは関取の巨体が全体重を載せたまま押しつぶす!
「っっふうぅぐぉおおおおおぉぉぉおおぉぉっ!!」
コーナーと肉の塊にサンドイッチにされた中から祐希子の悲鳴が響く。
巨体が生み出す殺人的なパワーに圧殺され、その場に崩れ落ちて行く祐希子。
その首を関取の右手が捉えると、半回転しながら後ろに倒れ、一気に祐希子の身体を引き寄せ、全体重を右手に載せた裏投げが炸裂する。
グシャアッ!!
「んがふ!」
祐希子をリングに叩きつけたその流れで、そのままスリーパーホールドに入る関取。
「んむぐ…っ!!?」
関取の太い腕が祐希子の首をがっちり包み込む。
厚い脂肪に包まれたその腕は、祐希子の首を隙間なくみっちりと包み込み、厚い脂肪の下にある大きな筋肉が収縮すると、首が完全に押しつぶされる。
「げぇ……っ!」
『フシューフシューウウゥ。』
呼吸も血流も止められ、みるみるうちにスタミナを失い、意識が削り取られていく。
舌を突き出し、目を見開き、腕を引き剥がそうとする祐希子。だが、大きな腕に包まれた首に、祐希子の指が入るスペースは無い。
ロープに逃げる祐希子。しかし関取の体重が重過ぎる。踏ん張ってもその場から微動だにしない。
両脚を大きく広げながら振り乱し、そしてそれが無理だとわかっていても関取の腕を引き剥がそうとする手。口から溢れる涎。

会場の空気が一瞬にして凍りつく。
――――まさかマイティ祐希子が負けるんじゃないか?
    このただ太っているだけの無名の相手に…?――――

「んぅぅぅぅ………。 ……くふぅ………。ぅぅ……。」
引き剥がせない。ロープに移動もできない。首に巻き付く腕はぐいぐいと喉を押しつぶされる。
振り乱していた脚の動きが緩慢になり、伸びきった脚がゆっくり曲がり、そして再び伸びるのを繰り返す。
引き剥がすのを諦めた両腕は、狙いを定めるわけでもなく、ただ関取の身体にエルボーを打ち付けていた。
元来、関節技を苦手にしている祐希子だが、同じく関取も苦手としている。
そのせいでなかなか失神にまではいたらない。そのかわり、みるみる体力を奪われていく上に満足に呼吸できない状態が長時間続き、苦しめられる祐希子。
その時だった。祐希子のエルボーが関取の脇下の肋骨を打ち付けた瞬間、締め上げる腕が緩んだ。
祐希子は力の抜けた身体を精一杯振り、関取の脇下を打ち付けて腕を緩ませ、緩んだ腕の中から身体を捩ると、
身体を精一杯伸ばし、ようやく足先をロープにかけた。
関取が手を離すと、体力、スタミナ、そして意識を根こそぎ削り取られた祐希子は、朦朧とした意識のままリングを転がり、場外へ逃げるしかなかった。
それを追って降りてくる関取が、場外で息も絶え絶えの祐希子を引き起こし、喉に右手をかける。
『ブヒヒー。フギーフギー!!』
祐希子の喉に手をかけたまま高く持ち上げると、そのままゆっくりと場外を歩き始める。
体力が回復する暇の無い祐希子は、高く釣り上げられたまま引き剥がすことができず、
両手で関取の腕を掴み、両脚で関取の身体を挟んで身体を支えようとする。
「うげ……ぇ…が…っ!  あぐ……っっ!!」
祐希子の首を高く掲げた関取は、時折腕を振ったり小さくジャンプしてそれを振り払い、
苦しみに顔をゆがめて関取にしがみつく無様な姿を見せる祐希子姿を見せつけるようにして場外を歩き、
一周し終えたところで、両者の姿を捉えるカメラを遠ざけるようにジェスチャー。
カメラが数歩さがった所で、祐希子の身体を振りながら身体を倒し、固いマット目がけて裏投げ!
『ブウゥモオオォォーー!!!』
ドガアァッ!!
「っぎゃふう!」
勢い良くそして荒々しいパワフルな裏投げが炸裂し、カメラの足元には叩きつけられて半失神の祐希子。

485 :名無しさん:2009/12/31(木) 17:57:25 ID:???
目の前に転がっているのはKO寸前にまで追い詰められている祐希子だが、それでも引き起こす関取。
もともと、場外は狭い上に先程の関取の殺気を感じて離れた方が良いと判断した場所だ。
そしてその判断は幾多の経験に裏打ちされた判断なのか、動物的な勘なのかは分からないがおそらく間違っていなかった。
そこにわざわざ自ら戻ってきてしまった祐希子。水を得た魚のように暴れ始めた関取を止められるはずが無い。
引き起こした祐希子の頭を両脚に挟み込み、腰をがっちり捉えると、今度はそこで停止。
関取の両脚に頭を固定され、腰をがっちり捉えられた状態で、自分の体重を支えきれずに両脚をガクガクと震わせる祐希子の姿をカメラに見せつけ、
それと同時にいつ動き出すのか分からない恐怖心を祐希子に植えつける。
祐希子の無様な姿を充分に見せつけたあと、祐希子の身体を一気に振り上げ…そして関取の全体重をかけながら振り下ろすパワーボムッ!!
グシャアアァッ!!
「んが………ぇぅ…っ」
全身から力が抜けていく祐希子。その身体を支えるように押さえ込む関取。
祐希子を抑えながらゆっくり立ち上がると、一旦手を離して、崩れていく祐希子の尻に脚を乗せて押さえ込む。
マングリ固め体勢で尻を踏みつけられてノビている祐希子と、それを踏みにじるようにしてカメラと観客に勇姿を見せつける関取。
動けなかった祐希子がようやく力を取り戻し、体勢を崩すまでそのままの姿が映し出されていた祐希子。ダメージの大きさは誰の目にも明らかだ。
ようやく立ち上がった祐希子と手をあわせる関取。
ここでトドメをさしてリングに戻そうかと手を伸ばした瞬間、祐希子が関取の身体を引いてバランスを崩して担ぎ上げ、後半崩れながらのブレーンバスター!
『ブギー!』
その間にリングに戻った祐希子。立ち上がるのに時間がかかる関取がリングに戻るまでは時間がある。
それまで、祐希子はリング中央で体力を回復させるように身体を支えながら立っている。
ようやく階段を上り、リングに入ってくる関取。そしてそれを撃ち落とそうと駆け寄る祐希子。
だが駆け寄る祐希子目がけて張り手っ!張り手っ!張り手っ!!
最初は張り手をいなして耐えた祐希子だったが、バランスを崩すと、やはり押し切られる。
それを契機に、祐希子の身体を真正面から叩くような突っ張り!突っ張り!突っ張り!
突っ張りを受ける度に身体を仰け反らせて後退させられる祐希子。
横に逃げようとしてもそれを制御するかのように押し戻され、コーナーに押し込められてしまう。
そしてコーナーに押し込まれた祐希子目がけて、相撲の稽古、テッポウを始める関取。
祐希子の胸板を左手で押さえながら、右手で腹に重い一撃を打ち込む!
「ぐぼっ!」
そして今度はその打ち込んだ一撃をさらに抉り込むように押し込みながら左右の重心を変え、今度は左手で胸板に重い一撃を打ち込む!!
「っがっは!!!」
そして今度はその打ち込んだ一撃をさらに抉り込むように押し込みながら左右の重心を変える関取。
関取の全体重を支えているその腕に押さえつけられ、祐希子はコーナーを離れることができない。
関取の腕を引き剥がそうとする祐希子の、今度は顎先目がけて左手で胸板に重い一撃を打ち込む!!
「げはあっ!」
顎を打ち抜かれ、そして関取の体重が乗せられて押さえ込まれる。
祐希子の身体が大きく仰け反り、顔が真上を向いたまま固定されてしまい、がら空きの腹目がけて再び重い一撃が打ち込まれる!!
「んぶぉおおぉぉぉぉっっ!! ぉおおぉぉぉぉおおおぉぉぉぉぉ……」
真上を向かされた祐希子の口から、唾液の飛沫が吹き上がり、関取が祐希子の顎を支えていた左手を引くと、
操られるようにして、打ち抜かれた腹を中心に身体をくの字に折り曲げていく祐希子。
勝手に倒れ込んでくる祐希子を正面で待つ関取。その両脚の間に、自らの意志とは無関係に頭を突っ込んでいってしまう祐希子。
両脚の間に祐希子の頭が収まると、祐希子の腰に手を回して持ち上げる関取。
そのままゆっくり持ち上げて真っ逆さまにすると、祐希子をリングに突き刺すように落としていく、関取の必殺技、パイルドライバー!
ズガアッ!!
「っぎぃぁ……っ!」
祐希子の両脚が力なく開いていき、そして関取が手を離すとリングに大の字に倒れこむ。

勝負有り。

関取が祐希子の身体の上に覆いかぶさり、フォール。

1……2…………

しかし祐希子がこれを返す!試合を見ていた全員が目を疑う、カウント2.9!!

486 :名無しさん:2009/12/31(木) 17:59:29 ID:???
関取の下から逃れると、脚をガクガクさせ、身体をふらふらさせながら立ち上がる。
完全に立ち上がりきれていない関取の髪をつかんで引き寄せると、
この試合、数少ない有効打として場外で2度決めているブレーンバスターをもう一度狙う!

―――それは無理だろう!――――

全員がそう思うなか、関取を担ぎ上げる祐希子。
息を吹き返したかのようにしっかりと両脚を踏みしめ、身体をまっすぐ伸ばし、方の上で関取の身体が伸びる完璧なブレーンバスター!
ッダアァァン!!!
『ブヒヒィィィーーーー!!』
そしてリングをゆっくりと一回転しながら観客にまだ闘えることをアピールしながら、関取が立ち上がるのを待ち、
立ち上がった関取目がけて高く飛び上がると、身体を鋭く回転させながら脚を開いたフライングニールキックが決まる!
フライングニールキックをモロに受けた関取がリングを転がり、その衝撃の強さを物語る。
さらに祐希子は続けざまに関取の背後に回り込むと、転がる関取の腰をがっちり掴む。
「あたしはあぁぁっ!!負けないぃぃっ!!」
怒号とともに真後ろに伸びた祐希子、そしてそれを追うように浮き上がる関取の身体。
巨体が宙に浮き上がり、後頭部から叩きつけるジャーマンスープレックス!
ズムウゥゥッ!!
『ブヒィッ!!ブヒイイィィィ!』
祐希子の気合、そしてジャーマンスープレックスの見事さもさることながら、
関取自身の体重の重さが関取自身にのしかかるジャーマンスープレックス。
その体重だけでもリングが大きく揺れる衝撃!大の字に倒れた関取の上に今度は祐希子が折り重なり、フォール!
これまで苦戦していたマイティ祐希子が一気に盛り返す大逆転!
この振動をみるだけでも、関取に与えたダメージの大きさは明らかだ。

1……2!

しかし2でかえす関取。そのまま祐希子と身体を入れ替え、仰向けにした祐希子をその巨体の下敷きにしてしまう。
「っぐう゛う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
関取の大きな肉の塊の下から濁った悲鳴が響く。
立ち上がるために時間がかかる関取は、体重で動けないように相手を下敷きにして立ち上がることで、
自分の弱点をつぶし、逆にそれすらも相手へのダメージに変換した。
祐希子を下敷きにしたまま立ち上がった関取だが、祐希子の上から降りる気配はない。かと思った瞬間、祐希子の上で数度飛び跳ねた。

「げえっっ! っぐうふえええぇぇぇぇぇ!!!!  ふうぐううううう!!!」

関取が飛び跳ねるたび、祐希子の口から勢い良く息が溢れ、その余韻を残すように呻き声がリングに残る。
ようやく関取が降りた足元には、腹を抱えて小さくうずくまる祐希子の姿。
関取は、うずくまる祐希子を引き起こすと、両脚の間に頭を押し込み、腰を捉えて祐希子を固定する。
『ッブヒイイイイイイイイイイイ!! ブウゥ!ブゥゥゥ!! ブヒイイィィィィッ!!』
関取の叫び声が会場中に響き、祐希子の身体を高く掲げるように持ち上げる。
真っ逆さまにしたまま、身体を上下に振り、落とすフェイントを何度も入れ、そのたびに会場中に響く観客の悲鳴に酔いしれる関取。
関取がいい気になって満面の笑みを浮かべ、誰もが油断したその瞬間、垂直に落下するパイルドライバー!
「いぎゃっ!!」
祐希子が脳天からリングに突き刺さる。
関取は必殺技のパイルドライバーの体勢のまま祐希子を抱きかかえて固定していると、
真っ逆さまに固定された祐希子の両手両足から力が抜けていく。
尻を真上に高く突き上げたまま、だらしなく大きく開いた両脚がリングに垂れ下がる、屈辱的な体勢で固定される祐希子。

487 :名無しさん:2009/12/31(木) 18:02:28 ID:???
しかしフォールには行かない関取。ようやく祐希子を解放したかと思うと、祐希子の髪をつかんでリングを歩き出す。
最初は引っ張られるまま引きずられた祐希子だが、髪を引っ張られる痛みに耐えかね、ダメージで朦朧とした意識のまま、
まるで犬のように四つん這いでついてまわる祐希子。
リングを一周してから祐希子を引き起こすと、勢い良くロープに投げ飛ばす。
関取も反対側に走り、その巨体をロープに投げ打つと、その反動から生み出された反発力で飛び出す。
同じようにロープの反動で勢い良く飛び出してきた祐希子目がけて突進すると、右腕を大きく後ろに振りかぶり、
全身の筋肉を最大限に使って、体重と遠心力、そして全身から生み出されるパワーをすべて右腕一本に載せたラリアットが祐希子の首に叩き込む!!
「っごええっ!!」
祐希子の口から短い悲鳴が響き、首を支点にして高く浮き上がった祐希子の身体が、
ゴム人形のように手足をブラつかせながら一回転してリングに叩きつけられた。
一回転してから首から着地した祐希子は、身体を大きく曲げながらマングリ返しの体勢で着地。
そしてゆっくり崩れていき、リングに崩れ落ちた。
リングに崩れ落ちた祐希子の胸板に片足を乗せて踏みつけフォール。

1……2…………3!!

相手は無名の選手。勝って当然、いかに祐希子の強さと美しさを魅せつけるかの一点だけが注目され、
それゆえに他のカードに埋もれた形になっていたこの試合、
試合の主導権を奪う事ができないまま、関取の圧倒的なパワーの前にただボコボコに潰され、
たくさんの観客とテレビカメラの前で、何度も何度も、嫌というほど屈辱的な姿を晒した祐希子は、
ラリアット一発で完全に意識を刈り取られ、白目を剥いて関取に踏み潰されていた。
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