59 :名無しさん:2009/09/14(月) 06:56:08
フレイア様vs葛城さん MMAっぽい?ルール
血まみれになるまで殴りまくったりするんで、そういうの嫌な人ゴメンネ


 近年のMMAブームに乗る形で実験的に一試合だけ組み込まれることになった、
プロレス興行としては初のMMAマッチ。
 ボンデージ風のコスチュームの銀髪の女性。
 こちらは目の前の獲物を食べる事への楽しみ。
 白と黒のコスチュームの黒髪の少女。
 こちらは目の前の勝利をむさぼることへの喜び。
 リング上で向かい合ったフレイア鏡と葛城早苗は、対角線上のコーナーでその相手をじっと見つめる。
 ギラギラとした視線が交錯する中、試合開始を告げるゴングが3回なった。

 鏡も葛城も、お互い相手の出方をうかがいながら、マットを逆時計に回る。
 マットを擦るリングシューズの音だけが静かに響く。
 痺れるような緊張感、澄み切ったリング上の空気を切り裂いたのは鏡であった。
 懐にもぐりこむような低空タックルが、目の前の二本の膝を捕らえる。
 しかし、葛城も鏡がグラップリングで来ることは十分承知。
 葛城はタックルを上から押さえ込むと、グラウンドでうつぶせになった鏡に膝蹴りを一撃。
 いわゆる四点膝である。
 鏡も慌てて目の前に見えた膝を手で押さえてガードする。
 そんなことも構わずに、暴力的な膝蹴りが鏡の身体へと食い込んだ。
 肩口へ一発、脳天へ一発、さらにディフェンスしようと顔を上げた隙に一発。
「ぐうっ……ううっ」
 膝が突き刺さるたびに紫の口紅が引かれた鏡の口から、くぐもった嗚咽が漏れる。
 必死に立ち上がろうと脚をバタつかせもがくものの、強引に押さえ込む葛城がバランスを取り、思うように動けない。
 その間にも硬い膝小僧は無情にも身体に突き刺さっていく。
 鏡が膝を警戒して頭を固めると、葛城はそのわき腹にヒジを突き刺す。
 嫌がってガードを下げた瞬間また膝蹴り。
 完全な後出しじゃんけんに、鏡はうつぶせに身を固めるしかなかった。
「鏡先輩、もう終わりか?」
 挑発的な言葉にぴくっと震えた鏡の後頭部、膝がぶち込まれる。
ゴツッ
 リングサイドまで聞こえるほどの鈍い音が響いた。
「ぐえっ……ぷ」
 一瞬目の前が真っ暗になると頭がぐらぐらと揺れて、突然の嘔吐感が鏡の喉を駆け上る。
 鏡は両膝から力が抜けて、そのままマットに体重をあずけるしかなかった。
「何も出来ずに、後輩の私に負けるのか?」
 ニヤニヤと笑いながら、葛城は動きの鈍った鏡の身体にその膝を、ヒジを叩きつける。
 完璧な勝利、いわゆる完勝。
 ぞくぞくする勝利への予感が全身を駆け巡る。
 葛城が勝利を確信したその刹那。
「ああああああああああっ」
 『リング上のスーパーモデル』と呼ばれる美女とは思えない図太い咆哮と同時に、その両脚に力を入れると、
鏡は全身の力を使って自分の身体に覆いかぶさる敵を持ち上げる。
 体勢を崩した葛城は、クラッチをはずさない様にその身体を抱え込むも、鏡も強引に突き放す。
 立ち上がった鏡が、力いっぱいに葛城の体を両手で押し払った。
 瞬間、鏡の目の前には飛び込んできた葛城の膝。
 リング上に真っ赤な鮮血が飛び散ると、黒と白の葛城のコスチュームが黒と赤に染まる。
 端正な鼻はぐしゃりと潰され、その二つの穴からどくどくと血液が流れ出ていた。
「……っ!!」
 よろよろと後ずさりする鏡は、背中に硬いロープの感触を感じると、それにもたれかかる。
 鏡は痛みが走る鼻を押さえるが、掌からあふれ出た血液は、コスチュームの白い毛皮を赤い斑点で彩った。
 ロープに支えられて立っている鏡に向かって葛城が助走をつけて突っ込むと、とどめとばかりに飛び膝蹴り。
 勢い十分、目の前の勝利に向かって飛び込む。

60 :名無しさん:2009/09/14(月) 06:57:15
 リング上、顔を血まみれにした美女。
 うつ伏せにガードする少女。
 とどめの膝蹴りを間一髪で避け、勢いあまったままロープに身体を打ちつけた葛城を
鏡がバックを取りながら組み倒し、結果形勢は逆転。
「ふふ……ふふふふっ、やっと私の攻撃ですわね」
 鏡の鼻から滴り落ちた血液は、葛城の長い髪を濡らし、そのコスチュームにもじわりと染み込んでいく。
 葛城はべたつく自分の髪を払うことも出来ずに、頭を抱えてガード。
 バックマウントを奪った鏡は、お返しとばかりに目の前の頭に拳を振り下ろす。
 あまりに有利な今の状況に、鏡の口からは自然と笑みがこぼれていた。
「ずいぶん強くなったようですわね。 ふふふふっ……ははははっ」
 次々と振り下ろされるベアナックル。
 殴って、ガードを固めるのを見て、また殴って。
 葛城の動きを見ながら、いたぶるように鉄槌を振り下ろす。
「でも相変わらずですわね。 その、勝ちが見えると突っ込んでくる単純さ」
 左右のパウンドを振り下ろしながら、弱者にほえる鏡。
 その見下したような言葉に葛城の闘志が呼び起こされる。
(攻めないと、攻めないと負ける)
 ガードが空くのも構わずに、葛城は右腕を泳がせる。
 とにかくこの腕で敵の脚を捕らえる、そして体勢を崩して脱出。
 葛城の右手が鏡の脚を掴んだのは数瞬後だった。
 もっとも、それは葛城の腕が鏡の足を捕らえたのではなく、鏡の脚が葛城の腕を捕らえたのが実際であった。
 鏡はそのまま、葛城のもう片手を捕らえると腹固めで押さえつける。
「っ、ぎゃああああああっ!!」
 右腕から走る電流に、葛城は無意識に叫んでいた。
 捕らえられた腕は完全に極められ、ただ脚をばたつかせて逃げようとすることしかできない。
「あああああああっ、鏡ぃいいいいい!!」
 普段のクールな立ち振る舞いからは、とても想像できないほどの悲鳴が会場中に響く。
 腹の底から搾り出すような絶叫に、レフェリーが慌てて葛城に戦意を問う。
「葛城、ギブアップ?」
「ノーッ!! ノーーッ!!」
 葛城は叫ぶようにギブアップを拒否。
 そんな葛城の折れない心をあざ笑うように、鏡は体重を浴びせかけた。
 両脚で葛城の右腕を極め、左手で葛城の左腕を固め、そして空いた右の拳を高く突き上げる。
 その右の拳が振り下ろされるのは、がら空きになった葛城の頭。
「ぎゃああっ、あっ」
 葛城は反射的に拳から顔を背けた。
 そこにまた拳が振り下ろされる。
 また反射的に逆方向に首を傾ける。
 それを楽しんでいるかのように、何度も何度も鉄拳が振り下ろされる。
 その度に頭蓋骨に響く痛みが、葛城の戦意を少しずつ削いでいった。
「うあああああああああああっ、あああああっ」
 さらに腕を脚の力で逆関節に曲げられているのだ。
 極められた右腕から、全身の神経に雷のような激痛が走る。
「ふふっ、極めながら殴るのも、これはこれで楽しいですわね」
 人をいたぶることの楽しみに、鏡はぞくぞくと背筋を震わすと、葛城の頭を嬲りつけるように殴りまくった。
 痛みから逃げたくて、葛城も両脚で身体を起き上がらせようとするも、その度に鏡が体を浴びせかけ動かさない。
 体重を掛けられ両腕も固められ、さらにひたすらに殴られ続けている。
 攻めることも出来ない、守ることも出来ない、動くことも出来ない。
 ゲームオーバーである。
 葛城は極められた腕の指先で鏡の太ももを三回叩いた。

61 :名無しさん:2009/09/14(月) 07:00:05
 パウンド地獄から解放された葛城は、ただ安堵の息をつく。
 いまだ鏡が体重を浴びせて動けないものの、右腕の痛みは途切れ、拳の雨は止んだ。
 ほっとしたのもつかの間、果たして地獄にチャンスなど無かった。
 タップしてから僅かに数秒後、葛城の顔に突き刺さるような痛みが走った。
「……タップして逃げるなんて許しませんわよ」
 鏡が、その鼻をへし折られた静かな怒りに震えながら呟く。
 食らいついた狼は獲物が死ぬまで決して離さないように、鏡も目の前に押さえ込んだ獲物を逃がすつもりは無かった。
 再び繰り広げられる拷問ショー。
 鏡は冷たい視線を突きつけると、葛城の耳を、後頭部を、顔を殴りまくる。
 開放されたと思われた右腕も、また稼動域を超えて逆に曲げられ激痛が走る。
「ぎ……ぶっ、ギっ」
 タップアウトをレフェリーが見逃したのだろうか。
 再度タップしようにも、今度はしっかりと手首まで押さえ込まれタップすることも出来ず、
口頭でのギブアップをしようにも、振り下ろされる拳の嵐がそれを許さない。
 ギブアップすらも許されず、総合ルールに不慣れなレフェリーも止める気配は無い。
 終わりの見えない悪夢に対して出来ることは、マットに顔を埋めながら痛みに耐えることだけだった。
「っ、うぅっ……っ」
 無抵抗な人間を殴りまくる快感。
 初めて知ったその感覚に、鏡は身体を震わせた。
 今まで関節技でいたぶったのと同等か、もしくはそれ以上か。 
 鏡は自分の拳が振り下ろされるたびに、葛城が怯えるように身体をよじらせ、
その鮮血がマットを真っ赤に染め上げていくのが楽しくて、何度も何度も殴り続ける。
「ふふっ、楽しいですわね。 ねぇ、葛城さん」
 目の前の獲物に話しかけながらも、獲物を嬲る拳を休ませない。
 一方の葛城は、ただ無抵抗に自分の身体が壊されていくのを感じることしか許されない。
 こんな試合を承諾した後悔、鏡の狂気への恐怖、弱かった自分への恨み、終わらない暴力への絶望。
 まるで自分が公開処刑されているような、今までリング上で感じたことの無い感覚に、
すでに葛城の心はぐしゃぐしゃに折られていた。

62 :名無しさん:2009/09/14(月) 07:01:20
「なんだか、飽きてきちゃいましたわ」
 もう動こうともしない少女の耳元で、鏡が冷たく言い放った。
 時間にして僅か三十秒弱だろうか、その間に落とされたパンチはゆうに五十発を越え、
葛城の整った顔は、このたった三十秒の間に鮮血で真っ赤に染まり、左目は赤黒く腫れあがっていた。
 ずっと極められていた腕は完全に感覚が無くなり、もうタップしようにも動かすことすら出来ない。
 三半規管はとっくに狂ってしまったのか、目の前の風景がぐにゃぐにゃと歪み、
湧き上がる嘔吐感をわずかに残った理性がかろうじて押さえている。
 押さえ込まれたままで、うつろな視線をふらふらと泳がせる葛城。
 鏡は血まみれになった自分の指先をぺろりと舐めた。
 真っ白だった鏡の手袋は返り血であろうか、それとも自分の血であろうか、いつの間にか真っ赤に染まっていた。
 それをさらに赤く染めるように、手袋の甲で葛城の血に濡れた顔面をガリガリと擦り付ける。
 嫌がって首を上げた葛城の喉元に、白くて細い腕がヌルリと絡みつく。
 俗に言われるチョークスリーパーである。
 葛城の腕を極めていた鏡の脚は、いつの間にか細い腰に絡みついていた。
 胴締めで身体を固定させると、背筋の力も合わせて強引に喉を潰していく。
「ぐけっ……ぐげっ」
 首を引きちぎられるような激痛に、葛城は反射的に両脚をばたつかせた。
 無意識に酸素を欲して苦し紛れに肺臓を動かすが、その口からは声帯を押しつぶされた小さな呼吸音だけが漏れる。
 心臓の音が今まで感じたこと無いほど大きく聞こえ、その鼓動が速くなっていく感覚。
 真っ赤に充血した目からボロボロと涙がこぼれ、目の前の赤く染まったマットを滲ませる。
 全身にぞくぞくとした悪寒が走り、目の前が真っ白になって行きながらも頭は冴えきっている。
 本能的な恐怖が、あっという間に心を多い尽くす。
「ふふふふっ……あははははっ、ははっ、あははははっ」
 自分を壊しつくした相手の、さも楽しげな笑い声が、ずっと遠くに聞こえる。
 完全に締め落とされて楽になるまでの数秒間、葛城早苗はリングの上の地獄を漂っていた。

 鏡は、うつぶせに気を失った葛城の血でべっとりとした髪を引っ張ると、
その白目をむき出し、だらしなく口を開き唾液を垂れ流した血まみれの顔をリングサイドへと見せ付ける。
 ようやく自分の鼻からこぼれ落ちる血を拭った鏡はリングに転がる敗者を蹴飛ばし、
今だ倒れたままの少女を力いっぱい踏みつけた。
 滴らせる鮮血すらも美しい勝者の姿にだろうか、銀狼に食い尽くされた醜い敗者の姿にだろうか。
 この日一番のカメラのフラッシュが焚かれ、リング上をより一層明るく照らした。



             ある☆くら 5分3R

○フレイア鏡  (1R 4分57秒 チョークスリーパー)  葛城早苗×

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おしまいでした
四点膝でボコられて、うつ伏せのまんま両脚だらーんとか萌える
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