95 :名無しさん:2009/09/18(金) 19:40:29
藤原vsサキュ 3レス分ぐらい予定
努力w 根性w 勝利w 正義の方程式www


「いやあああああっ、ヤダヤダヤダヤダあああああっ!!」
 会場中に響き渡るほどの甲高い叫び声が上がる。
 声の主は、可愛らしい風貌と猛毒のマイクが人気のサキュバス真鍋であった。
 その小さな身体をベアハッグのように固めているのは藤原和美。
 ヒール軍の広報係に科された試合は、対立するベビー軍藤原とのノーレフェリーマッチ。
 藤原はベビー軍でも正義感の強い、悪く言うならトンパチである。
 開始三十秒、ただ一発のスープレックスで真鍋の心は折れていた。

 試合開始のゴングが鳴ってわずか数秒のことだった。
 藤原の腕が真鍋の細い胴体をクラッチすると、そのまま勢いよくブリッジ。
 フロントスープレックスとは言いがたい、『壊す』ためのスープレックスであった。
 しいて言うならば、前から捕らえた投げっぱなしジャーマン。
 顔面からマットに突き刺さった真鍋の首がぐにゃりと曲がり、
背中をえびぞりにしたまま縦回転にリングの端まで転がっていく。
 恐怖に震え、リング下へエスケープしようとした真鍋の身体に藤原が胴タックルで組み付く。
 そのままベアハッグに固めて、結果今の状態である。

 藤原は真鍋の恐怖心を煽るようにリフトアップすると、今度はじっくりと溜めを作ってスープレックス。
 再び真鍋の小さな身体が顔面から落とされる。
「藤原さん、もう少しペースを押さえてください」
 冷静な声でリング下から指示を出すのは、ベビー軍のリーダー草薙みこと。
「そうですよね、すぐ壊しちゃったら正義の裁きにならないですからね」
 壊すという単語が耳に入り、真鍋は背筋が凍るように寒くなるのを感じた。
「それじゃあ、リングの小悪魔公開処分といきますよっ!!」

 それからのリング上は、まるで人形を使った公開練習であった。
 辛うじて受身を取っているものの、全身を打ち付けられ動くことすら出来ない真鍋が、
青いマットに叩きつけられているだけ。
 スナップ式の高速フロントスープレックスで叩きつけられたと思えば、
リングの遥か上空まで投げ飛ばされる投げ捨て式のフロントスープレックス。
 戦意を失った少女の身体を、藤原は投げまくる。
 背中を打ち付けるように、頭から落とすように、無責任に投げ捨てるように。
 体重の軽い真鍋の身体は、リングに叩きつけられるたびに
ゴム鞠のようにバウンドしてその衝撃を物語っていた。
「ひふっ、ひっ、許して……藤原先輩」
 何度も打ち付けられた頭がくらくらとする中、自分を壊そうとする相手に必死で命乞いをする真鍋。
 いつものプロレス的なポーズではなく、心の底からの命乞い。
 くらくらとする頭で必死で言葉をつむぎだす。
「騙されませんよっ、この怪人二枚舌ッ」
 そんな真鍋の言葉など気にしないように、藤原はクイック式に真鍋の身体をマットに突き刺す。
「くぅっ……死んじゃう、死んじゃうよ」
 絶望に瞳を曇らせる真鍋の髪を掴むと、藤原は強引に真鍋の身体を引き起こす。
 藤原は真鍋の脇から頭を入れると肩口と腰を掴んだまま身体を吊り上げ、
ブリッジを効かせて後ろに投げ落とす。
 垂直落下式の裏投げに後頭部を打ち付けると、真鍋は目の前が真っ暗になり、
その指先一本も動かすことすら出来ない。

96 :名無しさん:2009/09/18(金) 19:41:34
 真鍋はリング上、仰向けでまぶしい照明をぼーっと見つめていた。
 自分はこのまま無様に壊されるんだろう。
 そんなことを考えると、何度も叩きつけられた頭がガンガンと痛み、無意識の内に涙がこぼれ落ちる。
「つかさっ!! つかさあああああっ!!」
 高いトーンの声が会場中に響く。
 入場ゲートを駆け抜け、ただ一直線にリングに向かってくる小さな身体。
 リングの上、ぐったりとしていた真鍋の耳に入るその聞き慣れた声。
 真鍋のうつろな瞳に、みなぎるような光が戻り始める。
 今はチームを分かれあったものの、自分の大切な先輩、そして自分の大切な親友。
「かすみぃいいいいいいん」
 真鍋もマットに大の字のまま、声を裏返らせながら相手の名前を呼ぶ。
 花道を疾走してくるのは辻香澄。
 サキュバス真鍋が新人時代世話になった親友であった。

「もう止めて!! つかさが……つかさが死んじゃうよ」
 香澄はリング下、セコンドについていたベビー軍のリーダー草薙みことに詰め寄る。
「駄目です、神聖なリングの上だからこそ、邪道な技で試合をかき乱すヒール軍を駆逐しなくてはいけないのです」
「……っ!!」
 香澄は目の前で親友が壊されようとしているリングに入ろうと、リング下からサードロープに手を掛けた。
「リングの中に入るつもりですか、入ってどうするつもりですか、助けられるんですか」
 淡々とした口調で香澄に語りかけるみこと。
「リングの中に入ったら、香澄さんも壊しますよ」
 実力では香澄の遥か上にいるみことが、どすの聞いた声で香澄をけん制する。
 確かにここでみことの言うことを聞かなかったら、二人とも壊されるのは間違いなかった。
「判った、リングには入らない。 それでも……ボクはつかさを助ける!!」
 リングの上では、相変わらずの虐殺ショー。
 バックを取られた真鍋が、今まさに投げ捨てられようとしているところであった。
 香澄はエプロンに飛び乗ると、トップロープとセカンドロープの間から身を乗り出し精一杯腕を伸ばした。
 その小さい身体が転げ落ちそうになるほどに、ただ大切な後輩、そして大切な親友に向かって指先を泳がせる。
「たすけてええええっ、たすけて、かすみいいいいん」
 喉が破れそうなほどの声で、大切な先輩、そして大切な親友に助けを求める。
 真鍋は重心を落としたまま少しずつだが前へと進む。
 藤原も背筋に力を込めて投げ捨てようとするものの投げきれず、じりじりと真鍋に引きずられる。
 あと10センチ、5センチ、1センチ。
 お互いの指が触れ合った、その瞬間だった。
「香澄さん……御免なさい」
 エプロンに飛び上がったみことが香澄の身体を捕らえた。
 小さな身体がエプロンの上でふわりと宙を舞う。
 断崖式の草薙流兜落としであった。
 時が止まったかのような一瞬の静寂の後、鈍い音が響いた。
「いやあああああああああっ、あああああああああっ」
 エプロンサイドから投げ捨てられる瞬間の香澄の驚いたような顔がまぶたの裏に焼きつき、
真鍋はただ泣きじゃくるしかなかった。
 みことはエプロンから飛び降りると、そのリング下香澄の元へと歩を進める。
 リングサイドの薄いマットの上、香澄は大の字に倒れていた。
 げろりと血を吐き出し、そのままひくひくと痙攣している香澄の無残な姿が、その威力を物語る。
 みことは無表情のままに香澄の結った髪を片手で掴むと、エプロン際までずるずると引きずりだした。
 吐血した血がべっとりと床を汚し、引きずった跡を真っ赤に彩る。
 みことはそのまま香澄の身体を持ち上げるとエプロンに乗せ、
気絶したままの香澄の喉をセカンドロープに引っ掛けた。

97 :名無しさん:2009/09/18(金) 19:42:49
 あごと胸を血でべっとりと濡らした親友の、まるでギロチン刑を待つような姿に真鍋は目をつむって頭を振り回す。
「いやああああああっ、かすみん!! かすみいいいいん」
 変わり果てた姿の親友は、自分の為だけにこのリングに向かい、そして無残な姿を晒しているのだ。
 そんな事実に耐え切れず、真鍋はただ香澄の名前を呼び続ける。
 瞬間、真鍋の脚がマットから離れると、わずかに遅れてその頭からマットに着陸する。
 落差十分の原爆固め、ジャーマンスープレックスホールド。
 親友の壮絶な姿を見せ付けられた真鍋は受身を取るのも忘れて、
藤原の投げに身を任したまま直に後頭部を打ち付けた。
「あ、あぁ……あ」
 真鍋は口をぽっかりと空けたまま、うめき声を漏らす。
「あれ、壊れちゃったんですか? まだまだ、正義の裁きは終わらないですよ」
 藤原はホールドしたまま身体を捻ると起き上がり、
力無くだらんと腕を下ろしたままの真鍋を再び後ろに叩き付けた。
 ぐしゃりと潰された真鍋の体が、くの字にひん曲がるほどの一発。
 勢いのままに投げ出された脚だけがぴんと伸ばされ、
頭はセルリアンブルーのマットにぐさりと突き刺さっている。
「まだまだいきますよっ」
 真鍋の身体も、心も、幼い少女が耐え切れる限界点をゆうに突破していた。 
 そんなことも構わず、藤原はロコモーション式に、すでに壊れきった少女を何度も、何度もマットに叩きつける。

 ロコモーション式で投げまくった十発目。
 投げ捨て式に決まった一撃に、真鍋は身体をくの字に曲げたままマットに叩きつけられた。
 エビの状態のまま、ぴくりとも動かなくなった少女。
 その力なく広げられた両脚の間では、うつろな瞳が天井をじっと見つめている。
 股間からちょろちょろと漏れ出した水分は、コスチュームから染み出すと雨水のように滴り落ち、
自らの顔を汚し続けていた。


「あははっ、悪に加担しちゃうから悪いんですよ」
 いまだギロチン状態の香澄の頭をリングシューズの先で小突きながら藤原が笑う。
「藤原さん帰りましょうか……」
 リングの上に横たわる『悪人たち』を軽蔑するように睨みつけたみことは、
もう興味もないような無表情のままリングにきびすを返した。
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